• ホーム
  • 検査キットを使って自宅で簡単にHIV検査をする

検査キットを使って自宅で簡単にHIV検査をする

多様な薬と果物

HIVウイルスに感染したかどうかを調べる方法として、検査キットを購入して自分で検査をすることができます。一般的にHIV感染を調べるために、初期症状を経て作られる体の抗体の有無をチェックする方法があります。別の方法として、抗原(ウイルスそのもの)の有無を調べる場合もあります。ネット通販などで販売されている検査キットの多くはスクリーニング検査が目的なので、抗原と抗体の両方をチェックする仕組みになっています。

検査キットを利用すれば、病院に行って採血をしなくても自宅で簡単にHIV感染を調べることができます。国内で販売されている検査キットには試薬がついておらず、自分で採取した検体を専用の容器に入れて検査機関に郵送します。海外製の検査キットには採血用の針以外にも検査試薬が同封されていて、自分で試薬の反応を見て感染の有無を簡単にチェックすることができます。検査キットを利用すれば自宅で検査ができるので、誰にも知られたくない場合や忙しい方におすすめです。

検査キットを使ってHIV検査を行う場合の注意点は、感染しても陽性反応が出ない時期があることです。HIVに感染して数日後に発熱や喉の痛みなどのエイズの初期症状を発症しますが、この時点では抗体が生成されていません。そのため、この時に抗体検査をしても陽性反応が出ません。抗体が生成されるまでに時間がかかるため、この間は抗体検査を実施しても陽性反応が出ない場合があり、ウインドーピリオドと呼ばれます。

一般的に抗体が作られるまでには時間がかかり、エイズの初期症状を発症してから1ヶ月程度の期間が必要です。ただし抗体ができるまでもっと長い時間がかかる人もいるので、ウインドーピリオド期間が長い人もいます。いずれにしても抗体反応を視ないと感染を確定することができないため、病院で検査を受ける場合には最初に陽性反応が出てから3ヶ月ほど経過した後に再検査が実施されます。

検査キットでスクリーニング検査をする場合、抗体検査だけではなくてウイルス自体を調べる抗原検査も行われます。感染初期で抗体が作られていない時期であっても、ウイルスを直接検出する方法であれば感染の有無を調べることができるからです。ただし感染後1日程度はウイルス量が少ないため、陽性反応が出ない場合があります。抗原検査が可能な最新の検査キットを利用する場合でも、性行為などの感染が疑われる出来事が起こった後に数日程度の時間を空けるようにしましょう。

ウインドーピリオド期間中も反応が出ない恐れがあるので、注意が必要です。自宅で検査をする場合でも、2~3ヶ月後にもう一度調べてみると良いでしょう。もしも検査キットで陽性反応が出たら、病院に行って再検査を受ける必要があります。